:2024:05/21/08:08 ++ [PR]
:2006:09/20/23:51 ++ The Point
死を知っているはずの人間が歩き続けるというのは、まるで馬鹿らしい。
「何かに打ち込む姿が美しい」
そう人間は歩き続ける理由付けをする。
しかしプロセスは関係ない。
生も死も、同じ直線上に有る点だ。
僕らは点が点まで移動する。
生命とはそれだけのものだ。
ただ、それを美化できるのが人間であり。
それができるのは人間だけであるということ。
人間は点である自分らを飾るのが上手い。
人間はその行為を芸術と呼ぶ。
命を得てから、命を失うまでの間、人間は生を描き続ける。
その芸術作業を、他人に阻害されることほど不快なことは無い。
ましてや人間の生命を先に述べた「点」でしか表せない者にやられたとなれば。
僕らは怒らずにいられないだろう。
また、いつまでもその怒りを知らぬままの者は、いつまでも点であり続けるだろう。
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一直線上にあるけど、中々すらすらと進むのは難しかったりしますよね。
生を描き続けて描き続けて、人は「自分」の証を残そうとする。
何でなんだろうな、何て考えました。
一つのことに一生懸命になるってのが苦手な俺の、思いを書いたのです(笑)これ。
自分の証を残そうとするのは、自分の存在に気付いてもらいたいからであって、自分が好きだからなんだと思うよ。
逆に証を残そうとしない人間ほど自分に無関心なんだと思う!
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