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Lost Soul

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◇BBS◇こちら
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sigoku

:2007:03/17/23:15  ++  About me

朝目覚め起き上がり歩き出した
ビリビリに破けた聖書が床に
気付かずに踏みつけていた
慌てて拾って埃払って
どこかに片付けようと周りを見た
ここが良いかなって置いたら仏壇

神も仏もあったもんじゃない
知ったことじゃない
だけど放っておけやしない
僕は神や仏に情けをかける

僕が誰かなんて知りやしない
知ったことじゃない
だけど放っておけやしない
だから僕は僕を知ろうとする

矛盾しようが関係ない
知ったことじゃない
だから放っておく
だけど僕はそれを気にしてる
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sigoku

:2007:02/26/01:48  ++  一筆書き

繋がっている
ここから彼方まで
一筆書きの思い

滑らかに滑降
風を切る音が耳へと届く
勢いのまま何処までも
遙か彼方まで滑りぬく

止まる必要は無い
ここから彼方まで
一筆書きの思い

一筆で行き着くのだから
遙かあなたまで滑りぬく


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sigoku

:2007:02/20/23:16  ++  

周りに目が行き届かなくなってる
今の自分はまるで夢遊病
起きていると見せかけて
実は眠ってるんじゃないだろうか

伸びきった爪で引っかいてしまった
傷ついたのは誰だい
確かに誰かを引っかいてしまったんだけど
傷ついたのは一体誰なんだい

伸び続けている僕の爪の先
丸い分にはまだ良いんだけど
こりゃまずいよなぁ
ひたすらに研ぎ澄まされている




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sigoku

:2007:01/30/00:41  ++  漏れ

上手く思いを形容できぬまま
ただただ溢れ出る思い
形を成すことのできない恐怖
止めど無く精神の川を流れる

あなたが口を開いたから
何を言うのかと思って耳を傾けてみる
出てくるのは言葉にならないような言葉
気持ちはわかるのだけれども
どうせ上手く言えないのだったら
いっそのこと何も言わないでおくれ
少なくとも僕はそういう風にしてきた

会話の無い沈黙の空間
居づらいと思うのはなぜだろう
お互いに理解をしているのなら
無理に喋る必要なんて無いはずだ
お互いの体温さえ認識できれば十分だろう
それともあれかい
まだまだ僕ら分かり合えていないのかな

形なんて曖昧なものは信用するに値しない
言葉なんて 文字なんて 
本当はどうだって良いんだ
ただそうやって表しでもしないと
如何せん 人は人を理解できないものだから

漏れ出したのは何だ
感情 愛情 友情 
この小さき人という名の器に収まらず
溢れ出たそれらは川と成り
そして世界という大海原へ流れ出る
各々の私情が混ざり合った世界
明らかなるカオスであり
何よりもカオスでない世界など有り得ない
だからコスモスなどと言った対義語は要としないはずなんだ

ある日 自分がびしょ濡れている事に気付いた
あの時の恐怖といったら
言葉には形容できないほど
心にはしまい切れないほど
溢れ出ざるを得ないほど

太陽の温かみなんてものはさ
この身を乾かすには弱すぎるんだよ




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sigoku

:2007:01/16/00:15  ++  不完全

永遠に完全になることはできない
頭と体でそれを理解している
いつも上ばかりを見ている

天井が無いのは分かっている
地面が無いのも分かっている
いつだって宙ぶらりん
いつだって挙動不審

一体僕は何になりたいんだろう
不完全な自分自信を嘲り笑う
「このままじゃ駄目だ」
そうやって自分に鞭を打ってばかりいる

どこまで行けば僕は僕を認めるのだろう
どこまで行けば僕は僕を直視できるのだろう
どこまで行けば僕は君の元へ辿り着けるのだろう


考えれば考えるだけ絡まる
そんなことは理解している
いつも一点を見つめている

そこに何も無いのは分っている
そこに君が居ないのも分っている
いつだってボケ老人
いつまでも青二才

一体どうしたっていうんだろう
不完全な自分を励ましている
「お前は良くやっているさ」
そうやって飴を与えてばかりいる

どこまで行っても辿り着かない
どこまで行っても満足はしない
どこまで行っても僕は僕のまま

だから・・・




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sigoku

:2007:01/12/22:52  ++  薔薇々々

人の視野は限られていて
前を向いていれば後ろは見られない
こんなにも不器用な生物なのに
どうして皆知った様な顔をするんだろう
本当はいつだって何かを見失っているのに

前を向けば後ろはわからない
相手ばかり見ていたら自分がわからない
自分ばかり見ていたら相手がわからない

僕の心が薔薇々々になっていく
風に吹かれて四方八方飛散して
目で追うのだけれど見失う
そうこうしている間に君は遠く
急いで追いかけるも転んじまう

踏んだり蹴ったり
散ったり飛んだり
追ったり負ったり

薔薇々々なんだよ
いつだって自分がわからない

薔薇々々なんだよ
僕と君は絶対に違う生物

薔薇々々なんだよ
生きるときも死ぬときも

薔薇々々なんだけれど
それが唯一の共通点
それだけを頼りに生きている





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sigoku

:2007:01/05/00:49  ++  ノック

戸を叩く音が聞こえる
トントン、トントン
まだ大丈夫、まだ出なくても大丈夫

戸を叩く音が聞こえる
ドンドン、ドンドン
まだ平気、まだ出なくても平気

戸を叩く音が響く
ドンドンドン!ドンドンドン!
危ない、でも・・・出ない

焦るな、焦るな、焦るな
自分に言い聞かすんだ
暫くしたら諦めてくれるさ
大丈夫、大丈夫だから

戸の壊れる音
流れ込む人の群れ
それらの音が複雑に入り混じる
僕はその音に飲まれ、かき混ぜられた

混ぜるな、混ぜるな、混ぜるな
あなたに言っているんだよ
一緒にしないでくれよ
独りが良い、独りが良いから

唯一の隔たりをあなたは壊した
修理するのにどれだけ時間が掛かるか知っているか
これだけを治すのに一生涯費やすんだ
それを知っての仕打ちなのかい

ノックは良いから
あなたの声を聴かせて下さい
ちゃんと返事してあげますから
僕はあなたの声を聴きたいのだから




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sigoku

:2007:01/01/01:57  ++  初心

子供のころを覚えてる
今以上に子供だったころ
目の前のものがどれも大きく感じられた
この世界には限りがないかのように
ただ、目を丸くして360度を見回していた

本の中にある夢を摘み取って
自分の心に植えつける作業を繰り返していた
いつか咲くだろう、その種に水をやっていた

今だって世界は広く感じられる
でも大分狭まってきたよ
いつかプツンと消えてしまうんじゃないか
そんな心配までし始めた

余計な心配かな
好きになれば好きになるほど
世界は狭まっていく
欲すれば欲するほど
世界は僕を追いやっていく

子供のころを覚えてる
今以上に子供だったころ
小さな心で精一杯に感じ取っていた
世界の広さだとか命の尊さだとか
ひたすら、駆け回って拾い集めていた

誰かが捨てていったのを拾い集めて
心の棚にしまう作業を繰り返していた
いつか使うだろう、その宝物を大事にしていた

今はまだ世界を広く感じられる
でも大分狭まってきたよ
いつか僕を追い出すんじゃないか
そんな悩みまで抱えている

また始まるんだよ
だからあのときに帰って
身支度を済ましてから
僕はまた明日に向かって出かける
明日に待っている自分に会えたなら
心に咲いた花と
心の棚にある宝物を
そっと手渡すよ





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sigoku

:2006:12/23/08:25  ++  夜風

太陽の染み込んだ服
それに包まれた僕は昼模様
夜を歩いてみたら風が冷たくて
なんだか切ない だけど
隣に君が居たわけだし
太陽の香りと夜の太陽
夜を凌ぐには十分過ぎた

夜なのにこんなに明るくて
夜なのに人がたくさん居たりして
夜なのに昼みたい だけど
心だけは夜模様

夜風が止んだと思ったら
ただ足を止めていただけ
「なんだそれだけか」って溜息つけば
「そんなもんなんだ」って悟ったり
まだまだ知らないことばかりだね

後で気が付いた
一度も夜空を見ていなかったってこと
どうせ都会の夜空
星は見えなかったんだろうね
大して残念にも思わない
でも何で見なかったんだろう
気になって考えてみた
たどり着いた答えはあまりにも単純

横を見るので夢中だったから





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sigoku

:2006:12/21/00:17  ++  ふわり

浮いている雲
風に流されどこへゆく
海を跨いで膨れ上がり
向こうの大地で崩れ落ちる

ふわりふわりと流れゆき
パンと叩いてみたら崩れ落ちる
神の恵みと云われたり
自然災害だなんて云われたり
都合の良い人の言動
いっそこの世界が崩れ落ちればいいのに

ふわりふわり
何の抵抗も無く流れる
ふわりふわり
鎖で繋がないと止まらない

どこまでゆくのだろう
ふわりふわり
僕は今にも崩れ落ちそうだ

 




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